加藤亜季子

JSAの加藤亜季子のレビュー・感想・評価

JSA(2000年製作の映画)
4.5
シュリが4回なら、JSAは今回が3回目くらい。
38度線で帽子が飛んでいくシーンは幼心にめちゃくちゃ覚えてたけど、こんなに切ない話だったかーー
「友情」という個人的に最強のテーマに、私好みの暗さ悲しさで、本当好き。
個人的な好み抜いても、とても良くできた映画だと思います。
切ないよ、本当に。
みんなに幸せになって欲しかった。
…って、思わせられる作品は優秀だよねーやっぱり。

ラストカットは、ボクシングでKOされる最後のパンチみたいに、グサッと胸が張り裂けそうになる秀逸さ。
監督、あれはドヤ顔していいと思います。

あーほんと切ない。
良く分かんない誰かと一緒に見なくて良かった、1人で見て正解。
この余韻をてきとうな感想トークで潰したくない。


自宅