あまり馴染みがない舞妓の世界を、ふわっと感じられる世界観は良かったです。序盤で入るミュージカルの、真矢さんの立ち振る舞いが流石過ぎて思わず魅入りました。
京都と舞妓さんに、どこまでも魅了されている主人公の鬼塚さんが、終始良い意味で気持ち悪くて、でもその気持ち悪さがある種の純粋さを感じられ、それから意外な才能たちに結びついていく過程は、コメディならではの気軽さがありました◎
コメディとシリアスが交互にやってきますが、コメディのノリが合う合わないはあるかなと。それと、ラストがそこに行き着くのか、という印象だったので、作中の暴れっぷりをラストに放り込んでも良かったかなと。
阿部さんと堤さんの攻防がメインですが、端を支える女性陣の逞しさも、観ていて楽しかったです…!