こじま

ファニーとアレクサンデルのこじまのレビュー・感想・評価

ファニーとアレクサンデル(1982年製作の映画)
4.9
後期のイングマールベルイマン監督作
ベルイマンの人間性が1番感じられる映画
牧師だった父親から家族が受けた虐待のトラウマがあるからこそ、自身が理想とする要素を詰め込んだ実父オスカル、反対に牧師の父親を反映した継父ヴェルゲルス主教という2人のキャラクターを創り上げた
もちろん、アレクサンデルは幼少期のベルイマンの投影
反キリスト的な魔術要素もあり、色彩、構図、美術はいつも以上に魅入ってしまうほど綺麗
流石スヴェンニクヴィスト撮影
ベルイマンも映画で逆襲するんだ
しかし長い笑
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