さよなら僕のマクガフィンたち

ユージュアル・サスペクツのさよなら僕のマクガフィンたちのネタバレレビュー・内容・結末

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

午前10時の映画祭にて。

脚本が秀逸すぎる。
カイザー・ソゼという謎の黒幕に踊らされるが、それが誰なのかわからない。
足の不自由な子悪党っぽいキントが関税局のクイヤンに証言する形で物事が進むが、麻薬取引事件で燃えた船で死んだキートンがカイザー・ソゼだと思わせておいて、おぉなるほどーと思いきや、なんと、キントがカイザー・ソゼでしたーと。
なんだろ、『スティング』観た時と同じくらい脚本の妙!!って思いました。

ユージュアルサスペクツの5人が良いですね。ケヴィン・スペンシーやガブリエル・バーンも良いですが、なんとあのベニチオ・デル・トロもいます!
アクション映画の要素もあるはずなのに、アクションシーンは控えめで、セットもロケにもお金がかかっていない。それでも周囲の反応や回想シーンから、カイザー・ソゼの大物黒幕感を演出したり、
流石はブライアン・シンガーおよび、クリストファー・マッカリーですね!