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叫のodyssのレビュー・感想・評価

(2006年製作の映画)
3.0
【マンネリではあるが】

黒沢清監督作品。 

奇妙な殺人事件を追う刑事(役所広司)が、もしかすると自分が真犯人かも知れないと思い始め・・・というような物語。 

まず、『LOFT』 と本作を連続して見ると、両者の類似がはっきり分かる。つまり黒沢清はマンネリに陥っているということですね。筋書きの展開はしかし、こちらのほうがめりはりがはっきりしていて冗長さがなくいいと思うが、ところどころ必然性がよく分からないシーンがあったりして(伊原剛志が消えるシーンとか)、何となくすっきりしないところが残る。 

葉月里緒菜が不気味な役で登場。彼女、ほおが少しこけてきて、この役にぴったりですね。

(以上は16年前に書いたレビューです。当時、葉月里緒菜はスキャンダルの女王、といった存在でした。)
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