チッコーネ

女死刑囚の脱獄のチッコーネのレビュー・感想・評価

女死刑囚の脱獄(1960年製作の映画)
3.5
所詮プログラム・ピクチャという感じだけど、丁寧に作られている。
登場してくるキャラクターはチョイ役ですらそれぞれ個性があって、記憶に残りやすい。
ラスト10分に大逆転のすべてを詰め込んだ構成も、なかなかスリリング。
また保育園の脇を歩く男性キャラをレールで追うロケカットが、モノクロ画面の美しさを際立たせていたのが、印象的。