缶々

冷たい水の缶々のレビュー・感想・評価

冷たい水(1994年製作の映画)
5.0

燃え上がる火が絶えず形を変えるように、カメラが捉える画も端役から端役へと移る。主役のように描写されないが個として存在していること、その中に炎のような感情があることを一瞬で示す。あらんかぎりの生の露出!これには音楽がなければ耐えられない、というか受け止めきれなかった。音楽がむき出しの映像を少し殺す!激しい調和!傑作!
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