ニワカ

コララインとボタンの魔女のニワカのレビュー・感想・評価

コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)
4.4
引っ越した先で近所には変人しかおらず、親にも構ってもらえず退屈していた所、謎の扉を発見する。その扉の先にはもう一つの家があり、自分の理想とする家族が居た。その周囲の人物も皆自分を楽しませてくれるのだが、全員目がボタンになっており、「この世界に居続けたいなら目をボタンにしなければならない」と言われてしまう。というストーリー。夢の世界は色にあふれているのに対し、現実は常に雨で周囲の人物も冷めているというギャップが凄まじく世界観に引き込まれる。映像もストップモーションとは思えない程にぬるぬる動き、独特の不気味さがありながらもそれを理想の世界の演出で打ち消している。しかし後半はその不気味さを活かしまくった展開になっており、飽きさせない作りになっている。
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