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砂の器のwildcatsのネタバレレビュー・内容・結末

砂の器(1974年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

とある殺人事件を追う刑事が執念深い捜査の末、犯人を導き出す。

非常に文学的で、静かな感動を覚えます。
特に、”宿命”と共に流れる幼少期の映像と交差する、切なさに満ちた加藤剛の表情が素晴らしかった。

和賀のセリフ、『“宿命”とは、生まれてきたこと。生きていること。』は、生まれた時とは別人格で生きようとする彼が言うからこそ深く突き刺さる。


97/2021
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