このレビューはネタバレを含みます
安心して観れてしまうこの時代の映像
そして、それぞれの時代の風景や家電、家具、車、電車、駅、食器など映像に残るのはとてもいいなぁ
後半の大人になった主人公の演奏に合わせての子供の頃の父親との生活の回想シーンはセリフがなくても、
生活の厳しさと辛さの中の2人の幸せがとても伝わってきて映像も綺麗…
このシーンは、原作では数行しか触れていないハンセン氏病の件を、オリジナルのストーリーも加えて膨らませたそうです
「砂の器」は後に何度かテレビドラマ化されましたが、ハンセン病の設定を遺しているのは、この映画だけだそう
野村芳太郎監督の下で助監督を務めていた山田洋次監督も、脚本に参加しているのが興味深い
そして、蒲田で蒲田の殺人事件の映画を観るとは😅