すきやき

砂の器のすきやきのネタバレレビュー・内容・結末

砂の器(1974年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

恩人である三木さんを殺さなくてはいけない動悸が弱い気が。
そこまでして隠したかったくらい、ハンセン氏病が差別されていたのも分かるけど、
なんか和賀が勝手だなぁと思ってしまった。
後この小説が書かれた当時は既に、ハンセン氏病を隠さなくてはいけない恥ずべき過去とするのは時代遅れだったのにも関わらず、社会的な負の事実としてハンセン氏病を利用した事に批判があるらしい。


親子の過酷な放浪と絆は回想シーンで観たけども、故郷を追われ肉親と離れ、恩人の家を飛び出し、別人になり生きざるを得なかった和賀の苦しみがもう少し伝わると良かったかな。

丹波さんの日本各地の出張シーンが、旅情があって良かったですね。
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