えむえむ

砂の器のえむえむのレビュー・感想・評価

砂の器(1974年製作の映画)
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ラスト40分の感動


タイトルはなんとなく知ってたんですが初めて鑑賞しました
いや〜古い映画ですがめちゃくちゃ良いですねこれ

時代背景や登場人物の置かれた立場など、現代とは少し違った状況ではありますが、寄る辺なく生きながらも自らの宿命を背負い生きてきた親子の物語を刑事が解きほぐしていくラスト40分の演出は映画が総合芸術であると言う事を再確認させられる素晴らしいものでした。

音楽、セリフ、映像、そのどれもが混ざり合い一つの世界を作りながら、見るものの心に響く。

素直に感動し涙が出た作品でした。
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