全身が総毛立つラストの疾走感…
素晴らしい、本当に素晴らしい
現代にふさわしい新たなるスタンドバイミー
思えばスタンドバイミーという映画はへんな映画でして「少年が死体を見に行って帰ってくる」これのどこが青春映画なん??でもなんかジュブナイル映画といえばスタンドバイミーって言う評価になってますが、本作も同様にジュブナイル映画というにはあまりにもキツイ展開
しかしながらなんともみずみずしく描かれる先の見えないドライブ
まさにラストは1メートル先すらも見えない暗闇…そこに映し出されるサイレンと閃光、そして街の灯り、後続車のヘッドライトに照らされる少年の視線、消えゆく命…
1カット1カットが鮮烈に焼き付いてしまった素晴らしい映画
本作で一番手汗が出たシーンは銃口をのぞく所、絶対やっちゃダメですホントに…