くぼた

砂の器のくぼたのレビュー・感想・評価

砂の器(1974年製作の映画)
4.5
とにかく風景の描写が美しい。
日本のふるさとの情景を最高の切り取り方で連ねていく。
風景に限らずとも、全編通しての構図、色合いなど、画面づくりがすべて良い。
加藤嘉さんの演技には圧倒される。
島田陽子さんの美しさ、緒形拳さんのかっこよさ。森田健作さんはちょっと舌ったらずだったけどそこが役に合っていたようにも思う。
ミステリーやサスペンスとして見るよりも、ドラマとして登場人物の人生を傍観していく見方がしっくりくるかもしれない。
総括してポスターにあるコピーの通りの内容になっていると思う。
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