このレビューはネタバレを含みます
東北弁のカメダ
それだけのキーワードから被害者身元不詳の殺人事件の犯人を捜査するミステリー。
かと思いきや、全然ミステリーではないじゃないか!
『宿命』と親子の放浪。
これが描かれるラストのための映画だった。
どうして和賀英良は本浦千代吉に会わなかったのか。
そして、どうして三木謙一を殺したのか。
どうして本浦千代吉は和賀英良の写真を見ても知らないと言ったのか。
まだ自分の中の答えを出せていないことが多々あるけれど、これからじっくり考えていきたい。
ここまでの音楽と映像の調和は体験したことがなかった。
この映画を映画館で観れて本当に良かった。