No.2523。ベルリンの壁が崩壊する頃の、駐ドイツ米軍基地内を舞台にした「超絶ブラックコメディー」。
「見てはいけないものを見てしまった」ような感覚。
冷戦時代だから戦争はおこなわれていないのに、なぜタイトルが「戦争のはじめかた」なのか、それは見てのお・た・の・し・み。
何の気なしに見ましたが、期待以上に面白かった。脚本もよくできています。
それと、軍基地内の話だから、当然、野郎ばっかりのムサ苦しい感じなのはしょうがないんだけど、この映画では、アンナ・パキンとエリザベス・マクガヴァンという「ちょっとクセのある女優」2人がうまく男たちとせめぎ合ってて、バランス感覚が良い。