ヒロ

ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのヒロのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

主人公の少年が父親の影を追い求める様子が、9.11で大切な人たちを失った人たちの姿に重なった。

特に印象に残ったのは、主人公が僕が死んだら霊廟に埋めてくれって母親に何度も迫るシーン。この時の彼に凄く共感してしまって。父親の死を受け入れられない心の余裕の無さが、母親に対する攻撃的な態度や「父さんだって死ぬなんて思ってなかった」みたいな極端な一般化に現れてて。
あー、あるよねって。凄くリアルに感じられた。

この映画が伝えたかったことは沢山あるけど書くのも大変だし観ればわかるので割愛。
もう一回みてもいいな。忘れた頃に。
ヒロ

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