serorie

ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのserorieのレビュー・感想・評価

3.5
パパの死と向き合って、逃げて、乗り越えて、最後にやっとパパを見つけて。そこからまた新しい生活が始まる。

おじいちゃんと一緒に留守電を再生するシーンが印象的だった。日常の生活と同時並行で惨事が進んでいる描写のような。誰かにとって平凡な1日である一方で誰かにとって非凡な1日であることの象徴のような。取り返しのつかない1日、戻ってこない命。

最後にはやっぱり大切な人の声が聞きたいと思う。愛していると伝えたい。
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