アメリカ人だから理解・共感できる部分がある作品だと思います。前半のネガティブさを我慢して観ていくと、終盤に感動が待っています。４年半前に観た映画「ミリキタニの猫」を思い出しつつ、親の愛情による行動と言う視点から、先日観た映画「麒麟の翼」とダブりました。
ただサンドラ・ブロックが勿体ないです。あの役なら他にもできる女優は沢山いると思います。サンドラ・ブロックの魅力はアクティブさやお茶目さだと思っているので、彼女の魅力を観ずに終わった感じがあります。トーマス・ホーンはかわいいけど、(役だけでなく本人も)理屈っぽそうですね。
前半の退屈さのまま終わったらどうしよう？と思っていたのですが、ちゃんとある程度納得できるストーリーだったので救われました。最近、東日本大震災を扱ったドラマがありますが、きっと身近な出来事や興味のある分野でないと、感情移入は難しいのかもしれません。
