たかさんの映画レビュー・感想・評価

たか

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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.0

 なんか凄い。想像力を掻き立てられる作品です。そしてポテンシャルを感じます。映画を観ても、蜜蜂と遠雷に込められた本当の意味がイメージできません。きっと原作を読めばもっと深い部分に触れられる気がします。>>続きを読む

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.5

 とても大胆でアメリカ映画そのものです。そんな中でも一番近い人には告白できないのがいじらしいです。ロージーの娘を里子に出す計画を、両親が当たり前のようにアシストしているのが印象的でした。この寛容な文化>>続きを読む

お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方(2021年製作の映画)

4.0

 勉強になります。レビューにそう口を揃えたように書かれていた理由がわかりました。人が一人死ぬって色々と面倒事が多いですね。死亡届を出せば、進化形マイナンバーで全ての処理が一瞬で済むようになれば助かりま>>続きを読む

幸せのレシピ(2007年製作の映画)

3.5

 作品にライトノートブレンドのような味わいを感じるのはニックの人柄かな?それに対してケイトはスマトラ?でも2人のハーモニーこそが素敵です。スタバのドリップサービスではハーフ&ハーフができるので、今度や>>続きを読む

ムーンフォール(2021年製作の映画)

3.0

 珍しく自分の中で賛否が分かれる作品です。ローランド・エメリッヒ監督と言えば、インデペンデンス・デイや2012を当時楽しく拝見しました。でもムーンフォールはベタ過ぎます。人間模様や災害描写が過去作と似>>続きを読む

アキラとあきら(2022年製作の映画)

5.0

 池井戸潤原作の映画で一番好きです。半沢直樹のような生い立ちの瑛(あきら)と、御曹司が故に悩みを抱える彬(あきら)、この2人のエリートバンカーが、半沢直樹の母行である産業中央銀行を舞台に人情味のあるス>>続きを読む

沈黙の艦隊(1995年製作の映画)

4.0

本レビューは下記も含みます。
沈黙の艦隊VOYAGE2(1997)
沈黙の艦隊VOYAGE3(1998)

 学生時代に原作を読み、もう細かい所は覚えてませんが、昨年の映画と続編のドラマを観た流れで
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.5

 壮大で蟻地獄のように惹き込まれました。西暦10190年と言う想像もつかない未来、AIとの戦争に勝利してもなお、人間同士で戦争をしています。いつまでも歴史は繰り返します。
 原作は60年くらい前で、ス
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非常宣言(2020年製作の映画)

4.0

 単なるパニック映画ではなく、判断が難しいが故に起こる人間ドラマです。2000年横浜港のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」とダブります。本作では情状酌量に値しないサイコパスが犯人であり、核心の人間>>続きを読む

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

4.0

 二度に渡る三菱リコール隠し事件ですね。同じ頃に雪印も隠蔽を繰り返しており、当時20代だった私に組織不信を植えつけました。ある一定の年月経過後、企業体質が改善した報道だけで安心する市民もいます。更に年>>続きを読む

明日への地図を探して(2020年製作の映画)

4.5

 単なるタイムループものかと思いきや、こんなにも教訓が多いとは!タイムループのキッカケと、タイムループを抜けたくない理由、そして抜けるために選ばれた人、更にはそのタイミングを優しく見守る宇宙。全てが圧>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

5.0

 夫婦で観ました。「花束みたいな恋をした」で片付けられなかった2人の物語です。雰囲気もストーリーも最高、文句のつけようのない名作です。
 自分に素直に生きるってどれだけ難しいことか?そして熱病のような
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

4.0

 前作から引き続き鑑賞です。母親の子供に対する執着は、時に盲目となり他人の命まで巻き添えにしかねません。一方、火事場の馬鹿力で子供達を助けられるのも確かです。それでいて、悪党とは言えどこかの母親の息子>>続きを読む

ターミナル(2004年製作の映画)

3.5

 まさにJFKワンダーランド、空港内のカオス感が良かったです。しかもこのJFK空港はセットだと言うから驚きです。何気に吉野家もありました。トム・ハンクス扮するビクターのユーモアには時々笑わされます。ア>>続きを読む

モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.0

 北朝鮮大使と韓国大使が協力してソマリアから脱出した話です。1990年のソマリアは内戦が激化して大使館も攻撃されるくらい治安が悪化してたようです。歴史を見ても、人は共通の敵が現れた時は嫌々ながらも協力>>続きを読む

オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

3.5

 アマチュア無線で1969年の父親と1999年の息子が交信して歴史を変えてしまいます。Eスポで遠くの局と繋がることはありますが、オーロラが活発化すると時空をも飛び越えるようです。ただし過去が変わると現>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.5

 ドイツの暗号エニグマの解読は一要素に過ぎず、本作はアラン・チューリングの個性故の苦悩を描いたものです。当時は多様性なんて認められない時代で、セクシュアルマイノリティは犯罪者です。でもそれで処罰された>>続きを読む

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

5.0

 久しぶりに、揺さぶられるような余韻があり、記憶に強く刻まれる作品を観ました。みんな優しい人ばかり、特にルーは素敵です。ウィルも誠実で、観ていて心が暖かくなります。だからこそ、ウィルが6ヶ月後に死ぬ計>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

 ゾンビ映画は避けてるのですが、韓国映画の意外性に賭けて鑑賞しました。すると人間の価値観だけでなく、その価値観が周囲に影響されて変化する様子が垣間見られました。そしてやはり想定通りにストーリーが展開し>>続きを読む

Winny(2023年製作の映画)

4.0

 人間臭くて純粋なWinny開発者の金子さんを、東出昌大が見事に演じていました。Winnyについては賛否両論ありますが、最初っから完璧なものなんてできないし、やはり新しい技術は公開して脆弱性を修正して>>続きを読む

シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

4.0

 さすが池井戸潤、原作は半沢直樹より前らしいのですが、本作の舞台は東京第一銀行、そして産業中央銀行も登場します。更に半沢直樹の妻役だった上戸彩がヒロイン、なんか懐かしい舞台設定です。
 さてやはりお金
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

 難解映画の噂通り、頭がフル回転です。配信なので、一時停止して字幕の意味を考えたり、理解できなかったら巻き戻しして頑張りました。結果、理解が深まれば深まるほど凄い作品だと言うことを実感しました。でも順>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.0

 何を研究しているかは良く知らなくても、ALSで車椅子に乗っているホーキング博士は、世界的な有名人です。本作は研究内容は触りのみで、人間関係、特に妻ジェーンとの関係に重きを置いています。
 ホーキング
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奇蹟がくれた数式(2015年製作の映画)

4.0

 インド人数学者ラマヌジャンの話ですが、秀才と天才は似て非なる者、天才は人を褒める言葉に成り下がってますが、一定周期で誕生して、時代や分野を急激に飛躍させているのかもしれません。でも能力を自ら自覚して>>続きを読む

プロミス ~氷上の女神たち~(2016年製作の映画)

3.5

 韓国の寄集めチームがオリンピックに出場するまでの序章です。そして脱北者の姉と残された妹のストーリーです。前半はベタなコメディ感覚で観れるのですが、核心は終盤で、ラストなんて涙なしには観られません。た>>続きを読む

ファイター、北からの挑戦者(2020年製作の映画)

4.0

 韓国に脱北した女子の憂いや葛藤が、哀しいほどうまく表現されています。セリフは少ないのですが、逆にそれが彼女の感情を見事に表しています。いつも殻に閉じ籠もっていただけに、ボクシング後や恋愛している時の>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.0

 色々な教訓が隠されている作品だと思います。過去に戻ってミスを取り消すタイムトラベル、一見利があるように見えますが、最後にはそれは意味のない単なるリセット症候群だと気づかされます。もちろんタイムトラベ>>続きを読む

劇場版 仮面ライダー555(ファイズ) パラダイス・ロスト(2003年製作の映画)

3.0

 いま上映されているパラダイス・リゲインドと違って、本編と関係のないパラレルワールドの話です。本編時代の作品で随所に雑さを感じざるを得ないのですが、やはりウルフオルフェノクとホースオルフェノクの戦いは>>続きを読む

セブン・イヤーズ・イン・チベット(1997年製作の映画)

4.5

1997年製作
1997年鑑賞(1回目)
2024年鑑賞(数回目)

 1997年に劇場鑑賞しました。当時は同時期に「タイタニック」も上映されてましたが、それには全く興味がなく、本作まっしぐらでした。
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リトル・ブッダ(1993年製作の映画)

4.0

1993年製作
2008年鑑賞(1回目)
2024年鑑賞(2回目)

■2008.02.08レビュー(当時のmixi投稿を転記)
 最近存在を知った映画。上映で「ラストエンペラー」を製作した監督の第三
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仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインド(2024年製作の映画)

4.0

 なんと劇場が満席。そして仮面ライダーの映画なのに子供が一人もいません。しかもパンフレット購入率が異様に高い!同じようなオーラを持つ観衆の独特の世界がそこにはありました。20年前に平成仮面ライダーを確>>続きを読む

ビルマの竪琴 総集編(1956年製作の映画)

4.5

 大昔に観ましたが、U-NEXTトライアルで再鑑賞しました。モノクロなので煌びやかなはずのパゴダが白かったり、音が悪いため会話が聞き取りにくかったりしましたが、ストーリー的には何度観ても水島に感情移入>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.0

 伊坂原作の映画は好きで、いつも劇場で観ていましたが、本作は気づかずにスルー、配信で鑑賞しました。確かに伊坂らしさがあって楽しめましたが、ハリウッド映画だからか、騙し合いに飽きて来たからか、以前ほどハ>>続きを読む

ジュリア(s)(2022年製作の映画)

4.5

 大傑作!これぞシネマと言えるフランス映画。公開を待ちわびていたのですが、仙台はおろか東北地方でも上映館はゼロ。やっと配信で観ることができました。主人公ジュリアは「人生は偶然の積み重ね?運命を決める要>>続きを読む

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.5

 12年前に劇場鑑賞した「ドラゴン・タトゥーの女」が良かったので、続編の「蜘蛛の巣を払う女」も観ようと思ってましたが、タイミングが合わなかったのかスルーしてました。続編と言っても、監督やキャストも一新>>続きを読む

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 ラストの寧子と津奈木の会話が核心であり全てです。過眠症の寧子が暴走している前半は、彼女の心内を知らないだけに観ていて不快そのものです。どうして津奈木はこんな女と暮らしているのか?そして元カノの登場で>>続きを読む

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