このレビューはネタバレを含みます
同時多発テロで突然この世を去った父と、父の最期の電話に応えられなかった後悔と罪を感じる少年。
何度もかかってきた父からの不在録音メッセージをずっと1人で抱えている。
それでも、生前二人でしていた調査探検ゲームが二人をつなぐ架け橋となって、物語は進んでく。
父の姿をクイズに照らして、その答えを探し続ける少年と、それを影から見守る母や周囲の愛に心を打たれる。
調査探検ゲームも自閉症ぎみな主人公のために、人と話す機会を設けることが理由で、1つ1つ知るごとに愛を感じる。
表現も詩的で綺麗だった。
観てよかった。