u-NEXTで鑑賞。
最後はホロリと涙しました。
すごい頭の良いお父さんとその息子オスカー。いつも2人は研究ごっこをして遊んでいる。子供はギフテッドに近い位、頭が良い。
一方でオスカーは少し精神的に不安定な部分があって、人と話すことが苦手だったり大きな音や橋だったりいろんなものが苦手だ。
自分を落ち着かせるために、自分を傷つけてしまう。心を落ち着けるためにタンバリンを持ち歩いている。この音を聞くと彼は落ち着くのだ。
そんな2人だったが、お父さんが突如9.11の事故で不幸にもなくなってしまう。お父さんは無事だよと何度も電話をかけてきてくれたが結局話すことができずそのまま逝ってしまった。
お父さんの部屋を探している途中間違って割ってしまった青い花瓶の🏺中から出てきた1つの鍵。
その鍵が何の鍵なのか、お父さんからの最後の謎を解きを出されているようで、これを解くことによってお父さんの許しを得られるのか、そんな贖罪の念からこの鍵の合うもの探しが始まる。
鍵の入った封筒にはBlackの文字。NY中のBlackさん探し。さて鍵🔑は何の鍵なのか?
9.11の事故で多くの人が犠牲に遭いその家族もとても深い悲しみに包まれたんだと思う。本当はみんな被害者なのに、残された人はなぜか自分を責めるような気持ちに追い込まれた人もきっといたんじゃないかなと思う。
オスカーのお母さんのリンダもお父さんやオスカーのように、頭が良いわけではないが、でもオスカーへの愛情が最後実を結ぶところはよかった。
亡くなった人はもう帰らないけれど、それぞれが自分の気持ちに整理をつけ、心の痛みを抱えながらもまた新しい一歩を静かに踏み出していくところがよかった。
セントラルパークから見える緑とその向こうに見える高層ビル群懐かしい。
そして、9.11と言う凄惨な事件を決して忘れてはいけない。