なっちゃん

ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのなっちゃんのレビュー・感想・評価

4.0
主人公のオスカーは9.11で父を失った。

電車にのったり、橋を渡ったり…多くの人には簡単に出来ても、彼にとっては恐怖で出来ないことがある。一歩ずつ勇気を出しながら立ち向かって行く所にじーんときた。

なかなか答えに辿り着けず行き詰まったオスカーが、口がきけないおじいちゃんに向かって必死に行き場のない思いを訴えるシーンの迫力がすごくて胸が痛くなりました。

どうにもならないこともある。亡くなった人は帰ってこない。でもその中でも、ずっと陰から見守ってくれる人の温かさや新たな出会いを重ね、必死に生きていく姿が描かれた映画でした😢
なっちゃん

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