るるる

ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのるるるのレビュー・感想・評価

3.5
大切なものを失った時から動けない辛さはとても残酷で、でもその経験があったからこそ、周りの人達が、気付かぬうちに自分に与えてくれていた優しさへのありがたみに気付けて前を向ける。視聴後じんわりくる映画。

けれどテンポとしてはスッと観れない部分もあり。オスカーの繊細さや生き辛さが観ていて苦しくなった。
それだけ演技が上手いということなんだとは思うし、作品中避けては通れないけれど、映画作品であっても人が人にヒステリックに接する描写は中々観ていてしんどい気分になりますね…。
9.11の描写もあり、観ていて辛くなるシーンも多いので心が元気な時に観て欲しい。
るるる

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