コンパートメントNo.6のるるるのレビュー・感想・評価

旅に出たくなる映画。

知らなかった景色や新しい人との出会いを通した価値観の変化を説明的過ぎない描写で表現しているので、一人旅を想像する時にちょっと憧れる「なんか人生変わりそう」を絶妙に形にしてくれている気がして、自分もリュックに荷物まとめて寝台列車に乗りたい気持ちになってくる。

流されるまま旅に出た彼女が段々と不器用ながら自分の心が動く選択をしていくのが観てて元気をもらえたし、リョーハも不器用だけど最高な相棒で良すぎた。
ラストもとても良い！