キネマの玉手箱の前に、戦争三部作と呼ばれる本作を見ておこうと思い鑑賞。こんなにストレートに戦争を取り上げていたとは知りませんでした。大林監督でしか撮れない素晴らしい映画。
『まだ戦争には間に合う。』
そうか、この世に戦争がある限り、過去から綿々と繋がっているこの世界に生きる我々としては、勝手に戦後だなんて言えないんだな。
ましてや、先の大戦で敗戦国となった日本として知っておくべき事、伝えていくべき事が沢山ある。それなのに知らない事が多過ぎる。
知らない事に気付かされただけでも、見た意義を感じました。
