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オール・ザ・キングスメンのMoscatoBiancoのレビュー・感想・評価

オール・ザ・キングスメン(1949年製作の映画)
2.5
主演のブロデリック・クロフォード(役名ウィリー・スターク)ですが、「ボーン・イエスタデイ」にも出てました。ジャケットの顔の人です。
今回もデカい声で怒鳴り散らす役です。迫力に気圧されたのかアカデミー主演男優賞!

内容は腐敗政治家です。正義の男だったウィリーが州知事になって腐敗します。社会派映画なわけです。ということでアカデミー作品賞!
まわりの人たちも皆さん、ウィリーのカネと権力になびきます。あるいは牛耳られます。

語り部は新聞記者ジャックです。まだ正義の男だった頃のウィリーに協力するうちに、新聞社辞めてウィリーの側近になります。

ウィリーが腐敗してからは、何だかなあコイツ とか思っている人もいなくはないのですが、やはりカネと権力には逆らえず みたいな感じです。

ラストとそれ以前のアンさん(ジャックの恋人)の行動はやや取って付けた感があります。

あとワイ的にはウィリーの側近のシュガーがMVPで、ジャックの義父が一番嫌いです。
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