漫画は未読だけど、音楽を誌面で表現するというのは非常に難しい。
だからこそ音楽は不可欠な映画となると、漫画とのズレが大きくなるのはしょうがないと思う。
チームのBECKを形成したうえでフェスに臨むという形だが、色々ツッコミどころが残る中身になっている。
一番思うのが、この作品音楽を愛してないだろと思う人たちが作ったと考えてしまうところ。
コユキのボーカルを流さないというのが演出なのかどうかわからないが、確実に萎えてしまう。
ボーカルがないせいで演奏がすごいかどうかの判別もつかないし、Rayの決断も随分と回りくどい。
だから一人だけラップを披露する千葉がまともな人間に見えてしょうがない。
OPとEDにオアシスやレッチリを出しておいて、劇中ではしょぼい音楽というこの格差はどうなのよ(笑)