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紅唇罪ありのlemmonのレビュー・感想・評価

紅唇罪あり(1933年製作の映画)
4.2
ある銀行をパラサイト🪱のように侵食していく女。

父親に娼婦のように働かされ続けてきたヒロイン。自らの手でしか幸せは掴めない、信用という言葉が辞書にない、そんな女。これをバーバラスタンウィックが演じる💃😎。

高層ビルを活かしたカメラワーク。展開がわかりやすく、グイグイと駆け上がり、あっさりと男たちを捨てていく。この女の末路、、、。

いや〜、いいねえ。
クラシック映画だなあ🥴。
途中、まだスタア前夜のジョンウェインも出てきてたなあ。

ワーナーのドキュメンタリーで登場して気になっていた。本作だったのか!😆。
スタンウィックの自らの手が汚れないシーンは「深夜」を彷彿とさせる。

男たちのいかにもなイヤらしい表情がまた脳裏に焼き付く。セックスを武器にしてきた、せざるを得なかった?女。利用するものされるもの。結構きつい話であった。結末は安易にも。
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