借りぐらしのコブレッティ

隠し砦の三悪人の借りぐらしのコブレッティのレビュー・感想・評価

隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)
4.0
黒澤明監督作品。三船敏郎主演のモノクロ本格時代劇。SWの元ネタとしてあまりに有名。オープニングののっぽとちびが口喧嘩していっとき分かれる展開なんか、まんまSWオープニングのC3POとR2D2ですね。あと場面転換もそのまんまですね。

エキストラの人が多くて脱走シーンとか物凄い迫力ですね。あとこの二人、なんだかんだ文句言いつつすっごい仲良しなのがたまらん。ちゃんと地図を書いてこれからの展開を客に説明するという親切。あらゆる映画で使われるテクニックですけどSWだとデス・スター攻防戦の前の戦略会議なんかがそうですね。志村喬も出てたのね。
後半戦の大脱出がハラハラドキドキでたまらん。でこぼこコンビが空きあらば逃げ出そうとしてひどい目にあうのがコミカル。三船敏郎全盛期の迫力たるや…恐ろしい存在感ですね。あと火祭りね…何かよくわからんがテンション上がる!
今更ですけどディズニーのスタッフもこれをみてからスターウォーズ7.8.9作れば良かったのでは…映画の面白さが詰まってますわ。