りょーこ

隠し砦の三悪人のりょーこのレビュー・感想・評価

隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)
4.4
SWの参考にされたという黒澤明監督作品

百姓2人のわちゃわちゃが、あの2体になったのだなぁ~

『七人の侍』で旗を作ってた平八、千秋実がイイ味出してます♪

三船敏郎も相変わらず格好良い!
乗馬しながらの斬り合いは本人!!
手綱を持たず、かなりの速さで刀で斬りかかる凄い場面でした☆



戦国時代。

山名家が秋月家を滅ぼした。
逃げた秋月の世継ぎ・雪姫には賞金が懸けられている。

一方、百姓の太平(千秋実)と又七は、横暴な男・真壁六郎太(三船敏郎)に出会い、秋月の隠し砦へとやって来た。

そして、木材の中に隠された金二百貫を持って、聾唖の娘と共に4人で早川を目指すことにする。

が、実はこの娘が雪姫で……



しょっちゅう喧嘩するし、カネに汚い太平と又七(笑)
すっとぼけたやり取りが、とても面白いです♪

途中出てくる六郎太の好敵手・田所も良いキャラ☆
槍バトルは緊張感あって素晴らしい!

雪姫は、美しくて凛とした佇まい。
が、何故か毎台詞叫ぶので、声が割れて残念だった。。。
元気アピール、男勝りアピールなのかもしれないけど、ちょっと喧しかったなぁ~

時代劇ですが、かなりコメディ寄り(〃∇〃)
字幕もあるし、見やすい作品でした!

139分と長めですが、時代劇入門にはもってこいですよ♪
りょーこ

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