きーとん

ショーシャンクの空にのきーとんのネタバレレビュー・内容・結末

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

矛盾とかツッコミどころとかあっても、そんなことどうでも良いくらい面白かった。

どんなに絶望の底にいてもわずかな希望を求め、自分の居る環境でどうすべきかを考え続け、そして絶えず努力を続けた精神力が良く表現されていると思った。

終身刑という人を廃人とさせてしまう状態の中で、読書や音楽などすこしでも教養を身に付け、心を静め自由を感じ、楽しもうとする習慣ができた。早くして仮釈放となり、刑務所との環境差についていけず、自殺してしまった、ブルックスが不運でならない。

刑務官、所長も一応の決着がついているので良かったと思う。

何よりも、アンディの話を馬鹿にせず良く聞き、時に意見し、まともにアンディと向き合ったからこそ、レッドも希望を掴めた。レッドとアンディの友情ができ、信頼関係を築けたのも、レッドがまともだったからなのだろう。
懲罰房から帰ってきたとき、差し入れの気遣いもできる心意気が良い。

他のみんなも近いうち希望が掴めてると良いなと思う。

必死に行きようと思える作品。
知識って強い、なんとなく勉強したくなる。

ああだこうだ言ってるだけじゃダメ。自分には何ができるのか?考え動く。
そうしようとつくづく思う。
きーとん

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