このレビューはネタバレを含みます
よくある脱獄映画のような脱獄がバレるかもしれないというハラハラは全く無く、あっさり成功する。
脱獄した後のシーンはあまりに有名。
途中まではアンディーが刑務所で器用に居場所を獲得していくという成功物語的な楽しみ方だった。
終盤では前半に出てきた全てが伏線であったことが判明すると共に、アンディーが投獄されている間に全く希望を捨てていなかったことがわかる。
ツルハシや聖書、チェスの駒、壁に掛けられた格言など色んな小道具が伏線になってるのもめちゃくちゃ良かった。
刑務所を出て希望を失ったブルックスとレッドが途中まで全く同じ行動をして、レッドは友情に救われる。
出所してアイデンティティを失った囚人の苦しみ、ブルックスとレッドのスーパーでのシーンは観ていて辛かった。