このレビューはネタバレを含みます
まさしく名作洋画！
これは見るべきですね。
評価している点も国柄で違うのだろうなと感じさせられます。
自分を含めて日本人感覚では、主人公は冤罪に負けずに希望を持って最後まで戦って自由を手に入れたという清廉な一方通行のストーリーとして見るのが一般的かと思います。
しかし、本当に冤罪なのか？深いところでそれに触れずに物語がクライマックスを迎えることにこの映画の真の美しさがあるのでしょうね。
真相についてはあえて描写を避けて伏せた上で、過去はどうあれ今の自分の心を信じて最後まで戦うことで周りも共鳴して盛り上がっていく、その強い気持ちに映画としてのメッセージ性が一気に広がり、アメリカ人的感覚で高く評価されているのだろうなと感じます。
そのような視点で見てもまだまだ面白い作品だと思います！
