リルスギーチャン

ショーシャンクの空にのリルスギーチャンのレビュー・感想・評価

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
5.0
人間にとって孤独ほど辛いものはないんだな。

ショーシャンクには仲間がいるけどシャバは孤独。
レッドが刑務所で希望を持つのは危険と言って、アンディ鬱っぽくなって夢に溺れ始めた時はそうなっちゃうかと思ったけどアンディが最後まで希望を失わずにいられたのは仲間がいたからなんだろう。
そして何よりもアンディの心までは奪われなかったということ。

一番罪を感じるべき人間はしゃばの人間だったというのは割とリアルそう。

現代を考えてみると、社会は個人化極めてきてる。孤独に生きる社会だしどうしようもないとき自分を救ってくれる存在ってなんなのか考えさせられる。わりとこれについて真剣に向き合わなきゃ人々の希望も奪われていく一方なんだろうな。