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ショーシャンクの空にのipekoのネタバレレビュー・内容・結末

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

羊たちの沈黙といいレオンといい君の名は。といい、多くの人がこぞって高評価をつけるものほど肌に合わない私にとって、Filmarksで4.2の本作品もまた、気になるけどどうせ…という対象だった。
が、しかし!
観客をいい感じに感動させる脱獄ストーリーだと思っていたら大間違い、まさか男同士の熱い友情に帰結するとは……
刑務所モノ(?)って何となく苦手で、(それは更生など有り得ない、服役など無意味だと信じている法学部生の性なのか、個人的mostクソ映画にランクインする『es』のせいなのかは分からないが)これも見ていて暴力シーンでは目を瞑りたくなった。
けれどハッピー…とは言いきれないかもしれないけど爽快なエンディングがいいよね、だからこそ希望を捨ててはならないという物語の本質にきちんと目を向けることができる。
所長が自殺したのは納得出来ないけど、刑務所送りにされてアンディの仲間たちにボコボコにされてほしかったなと思ってしまった自分が恐怖。それじゃやつらと同じだぞ!!
完全に隅から隅まで、あるシーンに理由をつけるのはかなり困難なので作品のテーマと最高の友情を観客の脳内にぶつけて終わらせる作り方がすごい。
影響されやすい体質を遺憾無く発揮して、今猛烈に意味なく雨に打たれたい…!笑
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