さささ

ショーシャンクの空にのさささのレビュー・感想・評価

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
4.5
ずっと観たかった作品
WOWOWにて視聴。

○あらすじ
無実の罪で牢獄された主人公が
塀の中で懸命に生きる希望を捨てずに
生き抜く...

○感想
期待通りの映画。
冤罪がテーマの映画は数多もあるが、
逮捕された後の刑務所での生活が
メインのこの映画の着眼点には脱帽。

「冤罪」がテーマの映画は、
真犯人は誰なのか、犯行動機等
その辺りが重要だが、
この映画は、主人公が無罪、有罪
真実かはあまり重要視されない。

観ている側としては、
腑に落ちないはずだが、
その部分は重要視されない程
刑務所での中の人間関係が深く
描かれており、濃い映画だった。

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映画中盤に出てくる、
「刑務所慣れ」という言葉
映画の字幕を引用するが、

「この塀はやっかいなんだ。最初は憎む。だんだん慣れてくる。時間がたつと頼るようになっちまう。それが刑務所慣れってやつさ」

本来辛い場所である刑務所が、
途方も無い年月をかけて、
自分の心地の良い居場所になってしまう。

仮釈放は本来喜ぶべき事なのに、
それが苦痛になり....

この映画で、
1番考えさせられるシーンだった。
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最後は意外?な結末が待っているが、
是非この映画を最後まで観て、
自分の目で確かめて頂きたい。


どーでもいい話だが、
この映画のジャケ写を見た時
プラトーンと一緒じゃん!
ジーザス!!!笑
とか、思っていたが
映画の観た後にこのジャケ写を
再度見ると目頭が熱くなった。
さささ

さささ