ぺりこ

ショーシャンクの空にのぺりこのネタバレレビュー・内容・結末

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

名作と言われているがどんなものなのかと視聴。

非常に面白くて主人公のアンディが次は何をしてくれるのか楽しみにしている自分がいた、笑
刑務所の中なのにサクセスストーリーのような展開に目が離せない。
正直、アンディが無実かどうかなんてどうでもいいとまで思ってしまい、署長ではないが出ていって欲しくない、もっと革命を起こしてくれなどと思いを馳せてしまったくらい面白い内容だった。

調達屋のレッドとの友情も凄く良く、ラストに思い出してアンディに再会出来たことが見ているこちら側にとっても最高のハッピーエンドに終わらせてくれて良かった。強いて言えば、アンディがレッドに送ったハーモニカを吹いてくれたらもっと良かったのにと、欲が出てしまう。

ブルックスの仮釈放後の生活が切なすぎる。外の世界を知る時間もなく死を選ぶ彼がとても辛かった。人間にとって50年の刑期は長過ぎたのだろう。

新入り囚人のトミーが生意気だがとても人懐こく、周りに可愛がられる姿は微笑ましかった。アンディに勉強を教えてもらい、のめり込んだのはトミーの頑張りもあるだろうがアンディの教え方が上手かったのだろうと思った。彼の最後が殺されるなんて一番びっくりしてしまったシーンだった。

忘れてならないノートン所長。
最後まで嫌な奴をやり切って素晴らしい俳優さんだと思った。散々刑務所の中を見てきて自分が入るとなったら死んだ方がマシだと思ったのか、自殺するとはやはり根性がない小さな人間だったのだと思った。

面白すぎて定期的に見たい作品だと言える。
ぺりこ

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