やめてぇっ! これ以上は! これ以上私を泣かせないでくれぇっ!
希望 なるものが これほどまでに美しいと思わされるとは...
だって最後の、みたっ?!
あの美しさよ! 画面いっぱいに伝わってくるあの美しさよぉ〜!
にしても、キャラクター達に あんな災難や そんな地獄を ざっと仕掛けまわるとは キングさんや ダラボンさんは鬼畜ですねぇ。
あんな吐き溜め や そんな汗溜まりの後に これほどまでに美しいもんを魅せられたら 私昇天するよ!?
まあ、もちろん あんまり吐き溜めや地獄ばかりが 詰まった映画ってわけではないですよ。
不安、恐怖、空虚、絶望...
平安、目標、夢、希望...
何十年という時間を刑務所で過ごし、外の世界に恐怖を感じるようになる。刑務所に人生があってしまった。
理不尽な状況下でも アンディがそれに立ち向かい必死で 希望を生き求めようとする。そして、平安を幾度となく刑務所にもたらす。
とんでもなく重々しく、考え難い事だけれど これら全てが “生きる”ということに繋がるのだから 心を動かされざるを得ない。
とにかく、希望というのがとんでもなく美しくみえる。いや、実際そうなのかもしれない。
この作品のラストショットは一生忘れられませんね。