このレビューはネタバレを含みます
スティーブン・キング原作のヒューマンドラマ作品。
スティーブン・キングは絶望を描くのも希望を描くのも上手い!
刑務所物だとプリズン・ブレイク(ドラマだけど)も有名ですが、ショーシャンクは脱獄ではなく刑務所内でのヒューマンドラマを中心に描いた作品です。
年老いた囚人、ブルックスが仮釈放されても外の世界に馴染めず、自殺を図ってしまうシーンは何だか世知辛い物がありました。
そしてそんなブルックスとレッドの対比も上手い。途中まではブルックスと同じ運命を辿りそうになるレッドですが、伝言を頼りにジワタネホに向かいます。人生には希望が必要という事なのでしょう。
全体を通して人生における希望というテーマが感じられる作品だなと思います。映画好きなら見るべき一作です。