シネマスカイウォーカー

007/消されたライセンスのシネマスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

007/消されたライセンス(1989年製作の映画)
3.9
007/ジェームズ・ボンドシリーズ第16作目。

4代目ボンドのティモシー・ダルトンは早くも今作で引退。
相変わらずのシリアス路線で個人的には結構好きなボンド。

今作ではボンドがMI6の命令に反し私情で動くという今までに無い展開で新鮮味があった。ミッションを淡々とこなすイメージのダルトンボンドとは裏腹に感情で動く、しかも親友のフィリックスのためというのがアツい。(まあ例によってフィリックスの俳優はダルトンボンドの2作ですら俳優が違うんですけどね)

ラストのトレーラーを使ったアクションシーンもとても良かった。

ダルトンボンドは少ないながらもマンネリ化していたボンドシリーズから脱却した作品を展開することに少しは貢献できている思う。

ボンド映画で結婚は成就しません!