1999年,イタリア、アメリカ
監督:ジュゼッペテルナトーレ
船で生まれ、船で育ち、生涯を海の上で過ごした男。
その名も1900(Nineteen hundred)
"人生は無限大"
"何かいい物語がある。それを語る相手がいる限り、人生は捨てたものじゃない"
心の奥底に染み込む名言が作中に溢れている。
ピアノの鍵盤は88と限られている。
ピアノ自信が無限なのではなく、それを弾き、音楽を奏でる人間にこそ無限の可能性があるのだ。
限られた環境の中でしか生きらない。
海の上ではなく、陸地にある大きな先の見えない無限の果てに怯え、海の上で散った、切ない1人の男の物語。