Se17

海の上のピアニストのSe17のレビュー・感想・評価

海の上のピアニスト(1998年製作の映画)
4.8
素敵な作品!!

最初の、アメリカー!!からもう
惹きつけられた。

ティムロスは胡蝶の夢で好きになったけれど、その時の役と全く違う良さ。とってもよかった!

変人で、奇才。
ナインティーンハンドレッド。
素敵やなぁ

名シーンばっかりだった!!
ピアノ対決も、あのきよしこの夜はティムロスが実際に演奏しているし、全部他の人の手ではなく、弾いている振りだし、それがまた上手すぎて!
半年であそこまで、、、!

ピアノ対決の2曲目が好き。
あと、マックスとの出会い。ここでティムロスが初めて出てくる。
いつ出るかなーって期待させてあそこでドンっと!
かっこよすぎやろ!!うわぁぁぁぁっ!ってなってしまった!
若いなぁティムロス。
若いってったって30代後半か。
顔が好みなのと身長が低めなのがいい!

眠る少女にそっとキスするシーンがいい。
少女が起きそうになって、慌てる、突然のおじさん感笑
なに勝手に入ってきてんねんって話ではあるが!
本人も言っている、この映画のロマンチックさってのが、この少女との関係でも感じられる。
完全に一目惚れ、だが決して思いを伝えない、、、

ほんで揺れる船内でのピアノ演奏。いいですね!自分の世界をマックスにどうだ!って自慢して嬉しい様子、無限じゃない鍵盤の中で無限の自分がつくりだす音楽を楽しんでいる様子。
ここが、最後のシーンの彼の言葉を具現化したところ。
彼の生き様はきれいだ。きれいなまま、終わった。
彼のように生きている人がこの世界に果たしてどれくらいいるだろうか。

曇らないレンズで世界をみよう。自分の、自分だけの世界。船の中だけの、無限じゃない鍵盤の、自分の世界を。
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