ジョウ

銀河鉄道999のジョウのネタバレレビュー・内容・結末

銀河鉄道999(1979年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

テレビアニメシリーズも原作漫画も読んでいないので初999だったのだけれど、個人的には面白さがよくわからなかった。どうやって楽しむ作品なんだろう。
メーテルの役割が鉄郎の母親兼恋人みたいに描かれていて、なんだその位置付け…って思ってしまった。みんな惚れっぽいしすぐ自分の身を呈すのも謎。
機械化母星メーテルを破壊したからといって機械化技術そのものがなくなるわけではないだろうし、一体何と戦っているんだろうか。
強権的な母親と娘の決別を描くならやっぱり鉄郎ではなくメーテルが惑星にとどめを刺さないといけなかったし、鉄郎を母親が奪いにきたときだってクレアではなくメーテルが母親を殺すべきだったんじゃないかと思う。
限りある命だから優しさがうんぬんというならクレアの犠牲はなんだったんだ。
父と母、人間と機械化人間のどちらも捨てられないと逡巡するなら、共存の道を道を探るとか、もっと別の可能性だってあっただろうし。
機械伯爵も強い強いと言われているわりに普通に倒されているし、鉄郎の母親の体はハンティング・トロフィーとして飾られていたものなのか、メーテルの体として使われているものなのか、どっちかよくわからないし、いろいろ謎。
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