両親がこの作品が好きで車の中では銀河鉄道999の音楽がよくかかっていた。この曲はもちろん、物悲しい、美しいクラシックのBGMが心に残った。
中学生の時に観た時も感動はしたが、ラストシーンを忘れるくらいには自分の記憶が薄れていた。
今回改めて観た時は、ストーリーは正直無理があるし、展開が急だと思った。銀河系のスケールなのに世間は狭いね〜って思えるほど都合良く登場して欲しい人物が登場するし、謎に皆ジャストタイミングで鉄郎に加勢する。長く続く作品を2時間にまとめたらそうなるのは仕方ないか。しかし、それすらもどうでもいいくらい作品通しての暗くて静かな世界や、"人間"の愛、音楽が美しくて一生忘れられないくらい鮮烈に心を打った。私も人生の旅を続けて、またこの映画を観たい。
