3時間20分のディレクターズカット版で視聴。上映時間は長いけれどもあんまり無駄なカットや展開はないように感じた（むしろコングを島から街に連れてきて見せ物にするまでとか無理矢理端折った感じすらする）
強いて削るなら最初の船員紹介パートなんだろうけど、あそこがなくなると中盤のサバイバルで誰が生き残るか予測する楽しみが減るので良し悪し（個人的には本当にイヤな死に方をするキャラがドンドン出てくるのも含めて見ていて中盤が一番熱中した
どのキャラも魅力的だけど、監督のおっちゃんがどうしようもなくて好き。欲望に良くも悪くも嘘がないので慕われるのが分かるし、しかしその態度故に自分が一番大切なものを殺してしまう哀しさもよい。
4Kで見ると流石にCGの粗が目立つ場面もあったけど、構図の完成度が高いので最後まで物語に没頭出来た。あと2017年版の「孤高の王」然とした態度と比べると、2005年版は「孤独な子供」気味で終始かわいそうだった。
