まっと

悪魔の手毬唄のまっとのネタバレレビュー・内容・結末

悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

こんな理由でこんな何人も人が死ぬことになる世界がこの村にできあがってしまったこと、そしてそうさせた人間の罪業が怖い

人の関係が覚えられないばっかりに3回くらい頭から巻き戻して観ました 誰が誰と結婚したくて誰が今死んだんだっけ……? あの人は何家でこの人は誰の落とし子(ゲースロじゃないんだから)で……???と思っていたらだいたい全員同じ人間の落とし子だったのでこんがらがってた私に言ってあげたい(ネタバレです)

金やら欲やらのために無造作に振りまかれた呪いが子の世代に報いるのマジで可哀想すぎる 母が愛ゆえに下した決断すら子に報い…… これ冷静に大部分種落とし野郎恩田のせいなんだがあまりにリカさんと磯川警部気の毒じゃない!?!?

近親婚という禁忌を回避するために殺人という禁忌を犯す 残念だけど短絡的な行為には子殺しという重い重い罰がついてきた 決してこの行為を肯定するわけではないのですが、夫に裏切られその夫を殺し、夫の残した娘たち(多いのがまたムカつく)の中で自分の娘だけが人目を忍ばざるをえない環境、ついには息子が腹違いの姉?妹?(多くてよく分からんのがまたムカつく)と結婚するとか言い出して ほんと何で恩田の蒔いた呪いが集中砲火でリカさんに降るのか 恩田殺したからか あ〜(納得)

ところでこの前アニメのホルマジオ戦を観返したばかりだから脳内でちょいちょい「ブドウ畑だ!!!」の声がしてフフってなった
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