Panierz

さらば夏の光のPanierzのレビュー・感想・評価

さらば夏の光(1968年製作の映画)
3.5
時間の流れを刻印するヨーロッパの都市の景観。その中で貿易商として働く岡田茉莉子が、戦後の断層を意識しながら幸せとは何なのか問いかける。喋ってることがなんか全体的にボードリヤールっぽいがカテドラルという記号が愛に変換されていく終盤は美しいフレームワークと相俟って割とロマンチックになる。岡田茉莉子と行く観念的なヨーロッパ観光映画。
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