さらば夏の光の作品情報・感想・評価

『さらば夏の光』に投稿された感想・評価

ヨーロッパ各地の街並み、哲学的対話や呟き、ロングショット、森英恵の服飾、
愛そのものに激しく反抗する愛
男と女が欧州の美しい土地をスーッと歩き続けてそこに語りがポツポツ入る、という私の大好きな類の映画だった
odyss

odyssの感想・評価

2.0

【猿真似はダメよ】

しばしば指摘されていることに、私も基本的に同意します。

この映画は『去年マリエンバードで』などの影響を濃厚に受けており、登場する日本人同士の会話がまったくリアリティを欠いてい…

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ガラス越しに会話を試みたり、色々なロケーションで近づいたり離れたりする男女。

ガラス越し、『親密さ』を想起

モンサンミシェルにて、スタッフの影が横内氏にもろ被りしている

続けて観た、フィルマークスに未登録の『知の開放 知の冒険 知の祝祭 東京大学 学問の過去・現在・未来』…

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贅沢が過ぎる。吉田喜重のショットの数々と岡田茉莉子の光る演技がヨーロッパの名刹の風景と融合している。観念的ショットの多い吉田喜重との愛称は抜群。
ぴよ

ぴよの感想・評価

-
期待通りだった。

やはり吉田喜重はアラン・レネぽい。本作は特に。

森英恵の服飾も良い。

シンメトリー/アシンメトリーの映画なので、真ん中の席で観るべきだった。

岡田茉莉子と巡るヨーロッパ紀行。
ozp

ozpの感想・評価

3.5

兎にも角にもヨーロッパ各国の美しい風景が画の強さを際立たせる。タイトルにも使われる光によってできた影が特に引きのショットでは有効活用されて唯一無二の画になっていた。とはいえ国が変わっても追う者、追わ…

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寝不足で観たせいかもしれないが、集中が途切れた(寝てはいないが)。ポルトガルの広場に描かれた世界地図の上で日本に立つ男が、ヨーロッパに立つ女に出会う。その後二人は何度も何度もすれ違う。前半の、ポルト…

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キャスト・スタッフ含めて6人という超小規模撮影でヨーロッパ諸国を巡りながら1ヶ月で撮影をするという機動力といえば聞こえはいいが、あまりに無茶な制作体制で、然し紛れもなくヨーロッパの陽光を見事に捉えた…

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