極楽蝶

チャップリンのニューヨークの王様の極楽蝶のレビュー・感想・評価

3.0
第2次世界大戦後、自由主義世界のリーダーとして君臨しているアメリカ文化を大いに皮肉った作品。そのため、チャップリンのコメディの中に、文明や権力者やブルジョアへの皮肉を求める人には面白くない作品になってしまったかなぁ!?
この作品の中には、アメリカ文化をパロディ化した批判がたくさんあるようだけど、それは一見して分かるものではないと思う。もちろん、何でも金の尺度に換算してしまう商業主義や反共産主義的なものへのアイロニーは感じるけど、笑えるかなぁ!?
僕がこの作品で興味を惹かれるのはチャップリンの実子マイケル・チャップリンがマカビー少年として頑張って演じている姿かなぁ(笑)
極楽蝶

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